カレーもバリエーションがいがいと多いものだ。
カレーは子供から大人までよく食べるからすぐに人気商品に」なりそう。
山形県内の「そば街道発祥の地」とされる村山市で、特産のそばの実「でわかおり」を生かした「そばカレー」が製品化に向け、最終段階に入っている。そばの実とそば粉がそのままルーに混ぜ込まれた新商品は、そば処の"最終兵器"になるかも。
そばカレーは昨年6月、村山市で開かれたご当地カレーグランプリでグランプリに輝いた逸品。ただ、この時は、揚げたそばにカレーをかけ、その上にそばの実をトッピングしたものだった。
これをきっかけに、「村山をPRしながら、全国のお土産にできる、ご当地ものを誕生させたい」との声が上がり、そばカレーに白羽の矢が立ち、そばを使った本格的なレトルトカレーの商品化のプロジェクトが始まった。
試作を重ねること5回。村山市観光物産協会の阿部幸恵さんは「昔のおそば屋さんのカレーのように、和風にしたかった」が話すように、具材には合鴨とねぎ、そばの実、そば粉を選び、鰹だしも効かせた。そばの実は全体の20%以上も入っている。
「どんなにそばを入れても、風味はカレーに負けてしまう。そばの実をそのまま入れたのも、口に入れて食べた時に風味が広がるかなと思った」(阿部さん)
今後、最終的な試食会を行い、6月の発売を目指す。県内のほか、東京のアンテナショップなどにも出せるように交渉している。気になるお値段は「ワンコイン程度かな」(阿部さん)。子どもでもおいしく健康に食べられるそばカレーは、期待度十分だ。
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